よくある質問・申込方法
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治験に参加したいが、どうすればいい?病院内に掲示されている治験参加を呼びかけるポスターや、病院ウェブサイトをご覧になって治験の参加をご希望される場合は、鎌ケ谷総合病院臨床試験センター専用ダイヤル『047-498-8266』にご連絡下さい。
また、当院受診中の患者様に治験の参加を相談する場合もございます。 -
治験は誰でも参加できるの?治験参加を希望される全ての方が治験に参加できる訳ではありません。
治験の対象となる病気の程度や、これまでの経過、他の病気の状況、決められた期間に通院が可能なこと、年齢や性別などが治験で決められた基準に合う方のみが参加する事ができます。
また、治験にご参加頂いた方でも、その治験の条件に合うかどうかを調べるために診察や検査を行い、その結果によっては、参加者本人が治験参加を希望されていても、御参加頂けない場合もあります。 -
治験参加の利益・不利益は?
通常は下記の通りです。
- 通常の治療に加えて、更に詳細な診療や検査が行われ、病気の状態や検査結果について詳しく説明を受けられます
- 新しい治療を受けるチャンスがあります
- 将来、病気で苦しむ患者さんの治療に役立つ『新しい薬』を誕生させるという社会貢献ができます
- 薬の飲み方や生活の仕方など、気を付けて守らなければいけない事柄があります
- 稀に、これまで知られていなかった副作用が出る可能性があります
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治験担当医師から治験の説明を受けたが、断る事ができる?治験に参加するかどうかは、治験を受ける方の自由な意思が尊重されますので断る事が出来ます。
参加を断ったからといって、不利益を受ける事は決してありませんので、治験を臨まない場合はご遠慮なさらずにお申し出下さい。
また、その場合においても、治験担当医師は病気に対して他の方法で適切な治療を行いますのでご安心下さい。 -
途中で治験をやめる事はできる?自由意思により、いつでも治験をやめる事が出来ます。
途中でやめた場合も、通常通り治療を継続して受ける事が出来ますし、不利益を被る事は決してありません。 -
治験に参加するとお金がかかる?治験薬を使用している期間は、治験薬代や検査代は製薬会社が支払います。
しかし、初診料や再診料、治験の対象となる病気以外の薬代や検査代は通常通り、患者さんの負担となります。 -
治験のルールは?『薬事法』と厚生労働省が定めた『医薬品の臨床試験の実施の基準(GCP:Good Clinical Practice)』というルールがあり、そのルールに従って治験を実施します。
治験では『治験薬(薬の候補)』の段階で人に使うため、治験に参加する方の権利(人権)や安全が最大限守られる必要があります。
また、治験薬の有効性や安全性を科学的な方法で正確に調べる必要があります。 -
プライバシーは守られる?治験に参加する方のプライバシーや権利(人権)は『薬事法』と厚生労働省が定めた『医薬品の臨床試験の実施の基準(GCP)』などの治験ルールによって厳重に守られます。
治験の結果は資料として利用されますが、参加した人の個人情報が公表されることはありません。
また、治験が正しく行われているかを確かめるために製薬会社や厚生労働省の担当が、診療録や検査データなどを確認する事がありますが、その場合でも氏名や住所などの個人情報は公開されません。いかなる場合も、個人を特定できることはなく、プライバシーは守られますのでご安心下さい。 -
治験審査委員会は何をする役割がありますか?治験に参加される方の権利(人権)や安全を守り、治験薬の有効性や安全性を科学的に調べることができるかなどを検討します。
病院で実施している治験は、全て治験審査試委員会の承認を得て実施しています。当院では徳洲会グループ内の各医療機関の長によって共同で設立された治験審査委員会(以下「共同IRB」)が運営を行っています。
共同IRBでは、医師に加え、薬剤師、大学教授、弁護士などの多彩な審査委員メンバーを有しており、質の高い審査を行っています。