緩和ケアの考え方と理念
かけがえのない生命と向き合い、寄り添うこと。
それが私達の緩和ケアです。
「がん」をかかえる患者さまの「身体と心のつらさ」やわらげることで、患者さまとご家族さまの生活の質を改善し、より豊な人生を送れるように支援することを『緩和ケア』といいます。
現在の考え方では、緩和ケアは『がんと診断されたときから始まる』ものとされており、けっして終末期のケアを意味するものではありません。
緩和ケア病棟の理念
- 痛みやその他の身体と心のつらさを緩和します。
- 生命を尊重し、死を自然なことと認めます。
- 無理な延命や、意図的に死を招くことはしません。
- 最期まで、患者さまがその人らしく生きていけるように支えます。
- 患者さま及びご家族さまが、様々な困難に対処できるように支援し、患者さまとご家族のQOL(生活・生命の質)を高めるよう努力します。
- 他の医療機関と連携を図り、在宅医療の支援を行います。