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認定看護ニュース第14号 大人の予防接種について

2024.06.19

新型コロナウイルス感染症が202358日から感染症法の5類になり、通常の生活が戻ってきましたね。コロナで大変な時期が過ぎたとしても・・・ 感染症はコロナだけではありません。

子供のうちに色々な予防接種を受けますが、大人になってもうつる可能性のある感染症があります。予防接種でどんな感染症と闘うことができるのか、少しですがご紹介します。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

例えば、インフルエンザのワクチンを接種したのに「感染してしまった・・・」という方も少なくないと思います。予防接種を受けると、病気と闘う抵抗力(免疫)が身体の中で作られます。そうなると身体に入ってきたバイキンと闘って、「バイキンに勝つ!」これが予防接種の基本です。ただ、必ずしもすべてのバイキンに圧勝するわけではありません。ワクチン接種は「重症化予防に効果がある!」と言われています。重症化して入院することがないように、出来る予防をしておくことが大切です。

 

インフルエンザ 肺炎球菌 帯状疱疹

症状

寒気、急激な高熱、咳、鼻水など

発熱、咳、痰、息切れ、胸の痛みなど7~10日以上も症状があるようなら風邪ではなく肺炎の可能性があるため、受診

身体の左右どちらかに生じる痛みやかゆみを伴う発疹(発疹は水ぶくれになって数を増し、一部には膿がたまることもある)

痛みは、ピリピリ、ジンジン、ズキズキなど様々

接種する間隔

1回/年

1回目接種後から5年はあける

生ワクチン1回、不活化ワクチンは2回(2か月の間隔をあけて)

対象者

・定期接種は65歳以上

・60歳以上65歳未満で心臓・腎臓または呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活活動が極度に制限される程度の障害を有す人、およびHIVウイルスにより日常生活がほとんど不可能な程度の障害を有す人

・任意接種は予防したい人は誰でも

定期は

・65歳の1年間(生涯で1回)

*接種を希望する方は、接種の機会を逃さないようにと厚生労働省ホームページに記載あり

・60~64歳で、心臓や腎臓、呼吸器の機能に障害があり、身の回りの生活を極度に制限される方

・60~64歳で、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障害があり、日常生活がほとんど不可能な方

・生ワクチンは50歳以上

・不活化ワクチンは50歳以上、または帯状疱疹に罹患するリスクが高いと考えられる18歳以上の方

接種後の効果

・全般:約5060%の発症を減らす

・高齢者の死亡リスク:約80%減らす

23価肺炎球菌ワクチンの場合、対象となる感染症を40%程度減らす

・生ワクチン:

発症予防60歳以上51.3

長期予防8年目で31.8

・不活化ワクチン

発症予防50歳以上97.2

長期予防10年後80%以上
接種後の副反応

接種部位の痛み、赤み、腫れ、筋肉痛、だるさ、発熱、頭痛など

※他にも予防接種は色々とあります。各医療機関やかかりつけ医にご相談下さい。

感染管理認定看護師の私も、4年前に顔から頭にかけての帯状疱疹を経験しました。

想像以上の「痛み」と、毛虫がはっているような「むずがゆさ」・・・でした。

皆様が私のような苦痛を味わうことのないように、今回の話しが少しでもお役に立てば幸いです。