手術を受ける患者さんにとって、術後の痛みは誰もが心配なことだと思います。
術後の痛みは、手術による合併症のリスクを高くすることが知られています。
痛みを我慢することで、患者さんの回復を大きく妨げてしまいます。
痛みがない、もしくは和らいでいる状態だと、手術による身体の回復も促進され早期退院にもつながります。
痛みの感じ方は人によって様々です。
安静にしている時と、動いた時でも違ってきます。
手術後の痛みのコントロールには患者さんの協力が必要となります。
「そういわれても…痛みを10段階で表現するって難しいなあ…」
と思うかもしれません。
例えとして・・・
①自分の舌を噛む ➡ 2
②自分が今まで経験した最大の痛み ➡ 10
このように考えていただくと表現しやすいと思います。
それを元に、私たち医療スタッフが患者さんの痛みを抑える対策をしていきます。
当院では医療スタッフが連携し【術後疼痛管理チーム】として活動を行っています。
手術後の痛みだけではなく、吐き気の対策をしています。
【術後疼痛管理チーム】
手術後に「痛い」「気持ち悪い」などの症状があった場合はサポートさせていただきますので、主治医もしくは病棟看護師にご相談ください。